爪のでこぼこの原因から見る対処法
爪がでこぼこする原因として、日常生活が原因となるものと、病気が原因のものの2種類があります。
靴や洗剤などの刺激を毎日受けることで、爪に負担がかかったりした場合におこる場合があります。
また加齢によって、縦に筋ができるという場合もあります
。これは、皮膚と同じように老化現象と考えられます。
ただ、横の筋ができたり、何本も溝ができてしまい表面がでこぼこになるような場合は、病気の可能性も考えられます。
爪は、体の末端にあるので、異常があったときには、栄養が運ばれにくくなり、変形する場合があります。
爪がでこぼこになる病気には、
- 爪甲横溝
- 爪甲点状陥凹
- スプーン状爪
- ばち状指
- 巻き爪
が考えられます。
爪の表面に、横に溝ができる場合は、爪の付け根にある部分が
何らかの影響を受けることで正常な爪を作ることができなくなってしまいます。
横の溝が何本もあって、波打っているようになっている場合には、
慢性的に炎症がある場合が多く、足の指に見られる場合には、
窮屈な靴をはくことで、爪が靴に圧迫されて起こると考えられています。
尿面に無数の小さな穴があいていて、表面がでこぼこしている場合には、
円形脱毛症や乾癬(かんせん)の可能性が考えられます。
また、足の親指が分厚くなって、表面がでこぼこになっている場合には、
爪を深く切りすぎたり、けがなどで一度爪を剥がしてしまった後に、正常な爪が生えないために起こります。
爪の真ん中がへこんで、周りが反り返っている場合は、
鉄欠乏症や甲状腺機能亢進症、外因性の可能性があります。
爪が丸く盛り上がった場合には、肺ガンや肺気腫、慢性肺疾患の可能性が考えられるので、
早期に医療機関を受診する必要があります。
爪の変形や凸凹になった場合の改善方法は、爪の手入れをする時に注意をすることが大切です。
爪を切った後には、爪やすりで先端を整えて、専用のオイルなどで爪のマッサージをすると、
爪の成長を助けますし、亜鉛やビタミンB2、B6などを積極にとることで、爪を健康にすることができます。
特に、レバーやうなぎは爪によい成分が入っているので、積極的に摂取するとよいでしょう。
また、窮屈な靴を履くことでも、爪が巻いたりしますから、できるだけつま先を圧迫しないようにしましょう。
指先がきれいでないと、不潔に思われたりしますから、おかしいと感じた場合には、早めに医療機関を受診しましょう。
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