爪が割れる原因を考えてみましょう
セルフネイルをやっていてもいなくても爪が割れると言うのは悲しいものです。
特に現代人は栄養の偏りが多いと言われていて、そういった意味では爪は割れやすくなっているのかも知れません。
爪が割れるのを防ぐには、まず原因を考える必要があります。原因ごとに分けて対策を考えてみましょう。
爪の割れ予防のための栄養
爪の縦筋だったり、甘皮のめくれ状態などを防止するための栄養素というのは
食事などでケアできるのかまずは栄養素で見ていきましょう。
爪のタンパク質不足
ほとんどの方がご存知の通り爪は皮膚の一部が角化して出来るものです。そしてその成分の大部分はタンパク質です。
そういった意味ではタンパク質の摂取は大切なのですが、ただタンパク質を摂るだけでは爪の割れを予防する対策としては不充分です。
ただしタンパク質を摂るためには毎日の食生活が大切で、そういった意味では納豆1パック、お味噌汁一杯、といった具合で植物性タンパク質を出来るだけ摂れる食生活を心がける事が大切です。
パンとコーヒーが好きだからと言って大豆製品を食べない生活になっていませんか?この際に考えてみましょう。
爪のケイ素不足
ケイ素は、タンパク質同士をつなぐいわば接着剤の働きをしてくれる栄養素です。
海藻類の中には比較的多く含まれていますが、大豆はタンパク質もケイ素も含むという意味で爪の割れ予防には最適と言えるでしょう。
豆そのままで食べられるのが良いので、納豆は理想的なのですが、もし納豆が苦手という方は海藻類で摂るか、もしくはシイタケ(佃煮)がおすすめです。
亜鉛不足
亜鉛が不足するとタンパク質の合成が上手に行われず、爪が伸びにくかったり爪が薄くなったりしやすいので、是非摂りたい栄養素です。
食材の中ではカキ(貝類)、牛肉、レバー、うなぎ、ナッツ類にも多く含まれています。うなぎとレバーに関しては貧血予防にもなるので、健康維持のためにも摂っておきたい食材ですね。
栄養不足の観点からいうとここまでで紹介した栄養が大切になります。
ただしあまりキッチリ意識しすぎるのも良くないので、お惣菜などを買う時にちょっと意識する程度で良いのではないかと思います。
外側からの爪の割れ予防
外側からの爪の割れの原因は、主に衝撃によるものです。そして爪が衝撃で割れてしまう事を予防するためには柔軟性が大切です。
ただし、本来は皮膚が角化したものが、爪なので衝撃を吸収できる柔軟性があるのが普通です。
爪の柔軟性がなくなるとちょっとした衝撃でも角度が悪かったりするとパキッとヒビが入るような感じで割れてしまいます。
爪の柔軟性を失わないためには保湿がもっとも大切になります。
手肌の保湿も重要なのですが、べた付きなどの感覚が不快な方は爪だけを保湿するネイルオイルなどを塗るのが良いでしょう。
最近ではペン型で、爪の端のオイルが回りにくい場所までしっかり塗る事が出来るネイルオイルもあるので、そういったものを使えば手のべた付きを気にする事無く爪の保湿をする事が出来ます。
右の写真のペン型ネイルオイルは、管理人が以前に使っていたネイルオイルで、とても使いやすくて香りも良くてよいですよ♪