ネイル初体験でセルフネイルを失敗しないコツを特集
ジェルネイルキットを購入して初めてセルフネイルをやる時って、とてもドキドキしますよね。
ネイルの失敗例を写真とかで見ると「初めてだから失敗するんじゃないかと思うと」なかなか怖いものです。
ですが初体験とは言っても、ちゃんと順序を守って落ち着いてやれば、失敗はそんなにしないものなんですよ♪
このページでは、初体験でも失敗しないセルフネイルのコツをご紹介しますね♪
良かったら参考にしてみて下さい。
ネイル初体験で失敗しないための順序
ネイル初体験の時は、専門用語などで説明されてもさっぱり分りませんよね。わたしもそうでした。笑
サンディングだとかプレパレーションなんて言われてもさっぱり分らないのが当たり前なので、このページでは「爪の下地処理」と言う言葉で統一します。
まずは甘皮処理です。
まず、爪の下地処理でいちばん大切なポイントは「甘皮処理」です。甘皮とは爪の根元に被っている皮膚の延長のような薄皮のことで、爪が伸びてくる時に保護膜の役割を果たしています。
大切なものではあるんですが、甘皮にジェルが乗ってしまった状態で硬化させてしまうと、ネイルが浮いてしまう原因になるので、出来るだけ処理するのが望ましいです。
でも、例外もあるんですよ。それは個人差によるものなんですが、甘皮がもともとほとんどない人もいらっしゃるんですよ。
そういう方の場合は、甘皮処理に関してはやらなくても大丈夫です。
目安としては爪の根元の甘皮が1mm以下の方は処理の必要がないと思います。この辺は意見が分かれるところですが、要は甘皮にジェルが乗らなければ良いだけなんで気楽に考えてください。
もし、甘皮が大きい方なら甘皮処理は必要になりますけど、そんな方でも最近ではドラッグストアでも甘皮処理用のキットが¥1,000足らずで販売されているので、そちらを使って頂ければ問題ないと思います。
甘皮処理ではなにをするのかと言うと、爪の根元まで甘皮を押し上げてから、めくれ上がって余った甘皮をネイルニッパーで切るだけです。この辺りはネイルに興味がある方ならやった事があるかもしれないので、やった事がある方は「いつも通りの自分のやり方」でやってもらって大丈夫です。
次に爪の表面均し(ならし)です。
これは、サンディングと呼ばれる作業ですが、これも最近の国産ジェルネイルキットの場合は必要ないと考えても良いと思います。
ただし爪の表面に皮脂が残っている場合があるので、皮脂は必ずきれいに拭き取ってくださいね。
表面に残った皮脂はジェルネイルが剥がれてくる原因になるので、注意が必要な作業ですけど、爪の大きさにちょっと余るくらいの大きさに切ったコットン生地があれば、指の本数分用意して下さるとスムーズに拭き取り作業が終わります。
皮脂が拭き取れた段階で、もし爪に縦筋が薄く入っている程度なら削る必要はまったくありません。
ここで爪の表面を完全に均そうとして気合を入れてゴリゴリ削ってしまう方はジェルネイルを回数を重ねて行くうちに爪にジェルを乗せて硬化させる時にライトを当てると、光で爪がヤケドしそうになってしまう場合があります。
これはジェルが固まる時の光重合という反応でジェルが乗っている爪の底の方から硬化が始まるためで、その時にジェルが熱を持つためです。
いよいよベースコート塗りです。
ここまで終わって無事にベースコートの塗布まで来たらもうほとんど終わったようなものです♪
唯一注意が必要な点と言えば、ベースコートの厚塗りにならないようにする事くらいですね。
ベースコートはあくまでも、爪にカラージェルの色素が色移りしないようにするためと、カラージェルのツヤを深くするためなので、初体験の方のイメージで言うと「え!こんなに薄くて大丈夫?」と言うくらいに薄塗りを心掛けるくらいでちょうど良くなります。
ベースコートを塗り終わったら、ライトにかざして仮硬化させて下さい。
ベースコートを塗る時にはみ出したジェルがあったら、スティックや爪楊枝などで取り除いてからライトで硬化させるようにしてくださいね。
カラージェルの塗布
カラージェルの塗布は、本当に好きな色を塗るだけです。
デザインによっては、二度塗りしたり三度塗りにしたりする事もありますが、基本的には一度塗りで大丈夫です。
ネイル初体験の場合は、薄く一度塗りをして硬化させてからもう一度薄く塗るという形を採ってもらっても大丈夫です。
カラージェルを塗るときがジェルネイルではいちばん幸せを感じるときかも知れませんね♪
初体験の方は失敗に対する不安がほとんどなくなって来たと思います。じっくり余韻を楽しみながら塗って下さい♪
トップコートの塗布
ジェルネイルの場合はキットによっては、トップとベースが同じものでボトルもひとつになっている場合があります。
そういったキットの場合は、もちろんベース&トップコートとボトルに記載されているので、その通りに使って下さい。
これまでのベースコート〜カラージェルの仮硬化の段階で、未硬化ジェルの拭き取りをやっていると思うので、トップコートでも未硬化ジェルの拭き取りは行ってください。
こちらも一度塗りで厚く塗ってしまうと未硬化ジェルがたくさん出てしまう場合があるので、より深いツヤを長持ちさせるためにも二度塗りを心掛けるつもりでやってくださいね。
慣れてくるとだんだんと一度塗りでも未硬化ジェルが出ないジェルの厚みなどの“加減”がわかってくるはずなので、そうなってからでも一度塗りをして行程を省略しても良いと思います。
これまでの未硬化ジェルの拭き取りもトップコートの未硬化ジェルもまったく同じでジェルクリーナーを使って拭き取るのですが、コットンにジェルクリーナーをひたひたになるまで浸して「ちょっと贅沢かな・・・」と思うくらいクリーナーを使うのが、未硬化ジェルの拭き取りに付いてのコツです。