二枚爪を予防するためのポイントを紹介

二枚爪とは、爪の先端が割れて、二枚の層に剥がれるような割れ方をしてしまう爪のトラブルです。

 

二枚爪の原因は、主に爪の乾燥や爪の切り方、また爪を切った時に先端をヤスリで仕上げていなかったりする事と言われています。

 

普段からネイルをされる方の場合は、爪の乾燥が一番の原因になってしまう事が多いようです。

 

そこで、このページではジェルネイルでのケアが原因となる二枚爪の予防法についてお話したいと思います。

 

ジェルネイルが原因で二枚爪になってしまうなんて言う事になると、しばらくネイルをお休みしなければならなくなってしまいます。

 

そんな勿体ない事にならないようにしたいものです。

 

まずは爪のことを知ろう!

 

爪は、皮膚の一部でタンパク質が変質してケラチンとなって育ってくるもので、トッププレート、ミドルプレート、アンダープレートの三層構造になっています。

 

そして12%〜16%が水分なので、出来る限り乾燥を防ぐようにしましょう。

 

原料はタンパク質なので、皮膚が乾燥によってひび割れを起こしたりするのと同じように、基本的に爪も乾燥には弱いんですよ。

 

それともう一つの爪の弱さとしては、衝撃に対する弱さが挙げられます。

 

そして身体の内部からの原因としてはタンパク質が不足する食生活も問題になります。

 

ジェルネイルで爪を乾燥させてしまう原因

 

もうひとつは冒頭で言いましたが乾燥にも弱いという事です。

 

ジェルネイルは持ちが良いところが魅力とは言っても、永遠に施術したままにしておく事は出来ません。

 

当然、ある程度の期間でオフをしないといけないんですが、ジェルを爪から外す時使うリムーバーに問題があるんです。

 

ジェルネイルは、樹脂で出来ているので爪に対する密着性が高く、強度もあります。

 

それだけにジェルネイルをオフする場合には、強力な揮発油を使わないと落ちないので、リムーバーの成分にはアセトンが入っています。

 

このアセトンはシンナーの仲間で、脱脂力が強く、樹脂の結合性を弱めてくれるので、ネイルオフの時にオフするネイルの表面をヤスリで傷つけてアセトンを中に染み込ませる事で爪から外しやすく成ります。

 

ですが、アセトンの強さは同時に爪や周囲の皮膚も攻撃してしまうので皮脂膜も突破してしまい、水分を根こそぎ奪っていってしまいます。

 

ですが、ジェルネイルの樹脂を剥がれやすくするためにはある程度の量のアセトンが必要になって来ます。

 

なので、ジェルネイルをオフした後に、必ず爪と指先を一緒に保湿してあげる必要があります。

 

ハンドクリームでも問題はないのですが、爪の原料であるケラチンの強さを維持するタンパク質の補給も大切になるので、食生活もタンパク質が摂れる食事メニューを考えると良いですね。

 

二枚爪を予防するネイルケアの方法

 

皮膚の一部とはいっても柔軟性がある皮膚と違って、爪は硬く、3つの層から出来ているので、爪切りなどでパチンと切った瞬間に層の中に空気が入り込んでしまうんです。

 

爪切りは良く切れるネイルニッパーで行う事が大切です。後は爪を柔らかくしてから切る事をおすすめします。
お風呂上りに切ると良いですね。そして端から少しずつ切るようにすると衝撃も小さくする事ができます。

 

それと、冒頭で紹介したように先端をヤスリで丸みを持たせるような仕上げを行う事をおすすめします。

 

おすすめの二枚爪予防美容液

 

最近では、爪に塗るような使い方で保湿とタンパク質に良い成分を吸収させることが出来る“爪の美容液”が存在します。

 

TVCMでも有名なDr・NAILディープセラムはご存じの方も多いのではないでしょうか。

 

爪の組織のケラチンの間に入り込んで、爪を強化してくれる働きと表面的な膜を作って保護してくれるという二面的なネイルケアが出来る爪の美容液です。

 


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