セルフネイルでかかる爪の病気

セルフネイルはサロンに行く時間やコストが節約出来るだけではなく自分の自由なデザインのオリジナリティーを楽しめるのが最大の魅力です。

 

しかし爪の欠けや割れといったものは爪の保護という観点では有益なセルフネイルが原因で爪の病気にかかってしまう事もあります。

 

爪の病気と聞くと爪水虫が一般的ですが、それ以外の病気の可能性も....そこでセルフネイルが原因の爪の病気と対処法を紹介します。

セルフネイルが原因の爪の病気と対処法

セルフネイルが原因でかかる爪の病気にはいくつかの種類があります。

  • 爪水虫
  • グリーンネイル
  • 爪の表面がボコボコする

これらの爪の病気は常にジェルネイルをし続けていると初期症状のうちに気付かない可能性もあるので、セルフネイルも2〜3回に1回は休んで爪の変化気づく事が出来るようにしてあげる事が大切になってきます。

 

それでは個々の爪の病気と対処法について紹介していきます。

  • 爪水虫
  • 爪水虫は白癬菌という菌が爪で増殖する事で起こってしまう爪の病気です。表面的な初期症状としては爪が白く透明感がなくなってきます。
    爪水虫の原因菌の爪白癬ですが、初期症状の段階では見つけにくいのも事実なので、ちょっと怪しいかも知れないと感じたら皮膚科の診断を受ける事が最善です。
    市販の塗り薬もありますが、なかなか治らない病気でもあり、爪水虫の症状悪化しないうちに皮膚科の診断というのがやはりベストですね。

     

  • グリーンネイル

  • グリーンネイルはセルフジェルネイルの浮きが原因で隙間に水が入り込むと緑膿菌が人肌程度の温度と外気に触れない適度な湿度で爆発的に繁殖してしまう事になります。
    グリーンネイルはその名の通り爪が緑色に変色するのですが、爪水虫に比べて治りやすい爪の病気ではあります。ですがとは言ってもかかってしまうとしばらくは薬を塗りながら尚且つ
    外気に晒し続けて、今以上に緑膿菌を繁殖させないようにしなければならないので、セルフネイルはしばらくお休みという事になってしまいます。
    予防法としてはセルフネイルの浮きが原因なので、ネイルが浮いてしまったらできる限り早めにネイルオフすることが必要です。くれぐれも気に入ったデザインや出来であったとしても惜しがってオフしないという事はしないで下さい。

     

  • 爪の表面がボコボコする

  • 爪の表面がボコボコになってくるのは、甘皮処理の時に甘皮を強く押し上げすぎてしまうと起こりやすくなります。
    甘皮は爪上皮といって爪と皮膚の間に隙間が生じていろいろな雑菌が入ってしまわないようにするためのものです。なので甘皮処理は完全に爪の根元まできっちり押し上げてしまうのではなく少し余白を残すくらいの気持ちで処理してあげて下さい。更に押し上げ量もそうですが、押し上げるときの爪に向かってプッシャーを強く押し当て過ぎると後に生えてくる爪がボコボコしてきてしまうので、くれぐれも甘皮処理は押し上げ量も力加減も少し余裕を持つ優しさが必要です。